側頭部のハゲの症状と原因・対策まで解説

側頭ハゲ
ハゲにはいろんな症状がありますが、側頭部からハゲが進行するケースもあります。

他の症状に比べると、側頭部のハゲはヘアスタイルの工夫で隠すことが難しいことが難点です。

側頭部のハゲとは?

側頭部のハゲというのは、頭皮のサイドから脱毛が進行していきます。

その主な原因として考えられているのが以下です。

・眼精疲労
・甲状腺機能低下
・円形脱毛症
・牽引性脱毛症

他にもAGAの進行としてサイドがハゲるケースや、女性の場合だとびまん性脱毛症(頭皮全体が脱毛になる)の進行で側頭部がハゲるなど、様々な原因が考えられます。

眼精疲労の対策

眼精疲労は目の疲れですが、目が疲れることによって血行悪くなって側頭部のハゲに繋がることがあるようです。

これの対策は、とにかく目が疲れないようにすることが大切です。

・目を閉じる
・睡眠時間を増やす
・温かいタオルをあてる
・頭皮をマッサージする

パソコンやスマホなど、1点を集中して長時間見続ける生活をしている方に眼精疲労は多いと言われています。

1時間に1分間だけ目を閉じて休むだけでも効果があるようなので、目を労わることを意識しておきましょう。

また、目の疲れは冷やす方が良いと思いがちですが、実は温かいタオルをあてて血行を良くする方が効果が高いようです。

タオルをお湯につけたり電子レンジで温めるなど、蒸しタオルを使って眼精疲労対策をしてみましょう。

甲状腺機能低下の対策

甲状腺機能というのは、いわゆるホルモン分泌です。

甲状腺から分泌されるホルモン量が変化すると、それによって側頭部のハゲに繋がることがあるとされています。

脱毛症の原因としてホルモン変化というのは代表的な1種の原因ですね。

女性が出産後にホルモン変化によって一過性の脱毛症が起こることがあるというのは有名です。

甲状腺機能低下の対策は、基本的にクリニックで診断を受けるのが望ましいです

円形脱毛症の対策

円形脱毛症は以下のような症例があります。

・単発型
・多発型
・全頭型
・汎発型

一般的に言われる円形脱毛症は単発型であり、頭皮の一ヵ所だけがコインサイズで脱毛するという症状です。

この単発型が進行すると多発型として脱毛が進行してしまい、多発型以降においては側頭部が大きく脱毛してしまうことがあります。

円形脱毛症の対策は、単発型においては以下のように対策することができます。

・ストレス発散
・生活習慣の改善
・育毛剤等から頭皮環境を改善

一般的には単発型は放置して自然治癒を待つことが多いですが、単発型で進行が止まるかどうかを自己判断できないのが悩ましい点です。

もし、多発型以降の症例に発展すると汎発型脱毛症の可能性もあり得るため、こちらもクリニックで診断を受けるのが望ましいです

「円形脱毛症」

円形脱毛症は「円形脱毛症の初期症状ってどんな状態?【早期改善できますように】」を読んでおこう。

牽引性脱毛症の対策

牽引性脱毛症というのは女性に多い脱毛症です。

髪の毛の括り方によっては、髪を引っ張る力が強すぎることから脱毛に発展することがあるという症状です。

・髪を括るのをやめる
・ショートヘアにする
・髪を括る時間を短くする
・髪を緩く括る

とにかく髪を引っ張らないように対策をすれば、牽引性脱毛症によって側頭部がハゲることはありません。

眼精疲労や甲状腺機能低下などが理由で側頭部がハゲることに比べると、悩みはそこまで深刻ではありませんね。

その他の原因の対策

上記以外が原因の場合、基本的に○○脱毛症の延長として側頭部のハゲを発症するケースが多いと考えられます。

円形脱毛症や牽引性脱毛症以外にも、以下のように様々な脱毛症があります。

・びまん性脱毛症:主に女性が発症、頭皮全体で脱毛症が起こる
・AGA:男性の典型的なハゲの原因
・女性型AGA:AGAは男性に見られる症状だが、女性が発症することもある

また、根本的に遺伝によって側頭部のハゲが進行する可能性もあり、脱毛症はメカニズムとして解明されていない部分がとても多いです。

例えば、円形脱毛症はストレスが原因と言われますが、実は遺伝によって発症するケースも少なくありません。

AGAとは違う?

側頭部ハゲ
AGAというのは、Androgenetic Alopeciaの略語であり男性型脱毛症という意味です。

このAGAは主に男性が発症する脱毛症であり、以下の3種類に分類されます。

・頭頂ハゲ:つむじ付近から脱毛
・M字ハゲ:額がM字に脱毛
・O字ハゲ:額がO字に脱毛

この分類はハミルトンノーウッド分類といって、アメリカの医師によって確立された脱毛分類方法です。

一般的に脱毛は男性にとって珍しい症状ではなく、年齢と共に頭皮が薄くなることは良くありますね。特定の原因が考えられない場合、大抵はAGAによってハゲが進行しています。

AGAになる原因とされているのが以下です。

・男性ホルモンの変化
・遺伝
・生活習慣

家系にハゲている人がいると自分もハゲる可能性が高いと言われますが、その理由は遺伝です。遺伝によってAGAになるかどうかは、クリニックで遺伝子検査を受けると分かります。また、AGAは治療も可能なので、脱毛が気になる方はクリニックで診断を受けてみましょう。

AGAから側頭部のハゲが発症することは少ない

ハミルトンノーウッド分類から推測すると、AGAによって側頭部のハゲに発展することは少ないと思われます。

AGAの3種類の脱毛症例は、どのパターンにおいても最後は頭皮全体の髪が薄くなります。

しかし、側頭部のハゲというのはピンポイントに頭皮のサイドだけが脱毛していく症状なので、AGAとは区別される脱毛症です。

女性の方が側頭部のハゲは多い

女性もAGAを発症することがあると言われますが、その場合は女性も側頭部のハゲに繋がることは少ないと思われます。

逆に女性は男性と違ってAGAのように典型的な脱毛症というのがないので、性別から言うと女性の方が側頭部のハゲを発症しやすいかもしれません。

男性のハゲの90%以上はAGAであるとも言われており、男性にとって側頭部のハゲは極めて稀な症状です。

女性の場合、AGAのように典型的な脱毛症がないことからも、稀に発症する脱毛症が側頭部のハゲである可能性があるわけです。

また、女性の脱毛症は様々な原因から多くの脱毛種類があるとされている為、どんな種類の脱毛症でも原因を解明して適切な対処方法を取ることが大切です。

・びまん性脱毛症
・分娩後脱毛症
・女性型AGA
・ひこう性脱毛症
・脂漏性脱毛症
・円形脱毛症
・牽引性脱毛症

「女性の脱毛症と対策ヘアスタイル20選」

女性の脱毛症とヘアスタイルの工夫は「薄毛の女性でも似合う髪型20選!【女性の薄毛は悲観する必要はない】」を読んでおこう。

側頭部のハゲはクリニックで診断を受けよう

側頭部ハゲ

さて、側頭ハゲは眼精疲労や甲状腺機能低下など様々な原因から起こる脱毛症とされていますが、実際に側頭部がハゲてきた時に自分で原因を解明することはできませんね。

基本的に脱毛症というのは原因を調べる必要があり、原因が分かることで対策治療が可能となります。

側頭部のハゲは「自然治癒で治ることがあれば治らないこともある」という運の世界なので、確実な対策というのはクリニックで診断を受ける以外にありません。

自己治療からシミュレーションすると・・・

自分で側頭部のハゲの原因を推測して、各原因の対策を行うことをシミュレーションしてみましょう。

・眼精疲労
・甲状腺機能低下
・円形脱毛症
・牽引性脱毛症
・その他

眼精疲労は、目の疲れを取ることを意識した生活で改善できそうですね。

甲状腺機能低下は、ここだけに的を絞っても以下のように様々な原因が考えられます。自己判断から治療をすることは難しいですね。

・先天性
・出産後のホルモン変化
・ひじきやわかめなどヨードの過剰摂取
・バゼドウ病の治療による影響
・自己免疫疾患による橋本病による影響
・放射線治療による影響など

円形脱毛症も、ここだけに的を絞っても以下のような原因が考えられるので、自己治療は難しそうです。

・遺伝
・ストレス
・生活習慣
・自己免疫疾患など

牽引性脱毛症は、髪を括るのをやめることで解決できそうです。ただし、すでに重度の脱毛症になっているなら、ヘアサイクルが正常に機能するまで時間が掛かることは念頭に置いておく必要があります。

その他の原因については、頭皮の脱毛症は現代の医学をもってしても分からない部分が多いので、上記以外の原因によって側頭部のハゲが進んでいる場合は対処のしようがありません。

側頭ハゲが起こった時にやるべきこと

側頭部からハゲが進行した時、以下を抑えておきましょう。

・早急にクリニックで相談する
・考えられる原因から、日頃の生活で改善できることは徹底しておくこと
・男性はボウズ、女性はウィッグを検討する

治療に関してはクリニックに任せるしかないため、側頭部からハゲが進行し始めたら早めにクリニックで相談するようにしましょう。

次に眼精疲労や円形脱毛症の原因とされるストレスなど、脱毛症に関連するであろう原因を日頃の生活で改善していくことも大切です。

・ストレス発散
・目を労わる
・生活習慣としてお酒やタバコなどを控える
・適度な運動など

基本的に生活習慣やストレスによって体の血行が悪くなるため、これによって脱毛に至ることが良くあります。また、生活習慣に関しては生活習慣病やメタボリックシンドロームなど、何かしらの原因によって血行悪化になることが多く、その延長に脱毛症があります。

側頭部のハゲは治療に専念しながらも、完治するまでの間に「ヘアスタイルをどうするか?」を考える必要があります。

男性の場合はボウズにすることで違和感を感じにくいですし、女性の場合はウィッグを検討する必要があります。

脱毛症の治療を行ってもすぐに髪が生えるわけではないので、ボウズやウィッグなどヘアスタイル対策はしっかりと考えておきましょう。