自毛植毛ってそもそも何?【特徴や費用、施術内容やメリットデメリット解説】

植毛とは
育毛剤や発毛剤は体内変化を含めてヘアサイクルの正常化を促すアイテムですが、植毛や増毛というのは「意図的に髪を作る」という方法です。

今回は自毛植毛の特徴や費用などを紹介していきます。

植毛と増毛の違いとは?

まず最初に抑えておきたいのが植毛と増毛の違いです。

・植毛:頭皮に毛を植える
・増毛:髪の毛に髪の毛をくっつける

簡単にいうと、植毛は根っこから髪を作るのに対して増毛は髪の毛から髪を増やすわけです。

増毛はエクステをイメージすると分かりやすいです。

アデランス

先に増毛についてアデランスを題材に軽く紹介しておきます。

アデランスは育毛システムや育毛剤など、様々なサービスがあります。

増毛に関しては以下のような料金です。

・バイタルEXネオ:1,500本で129,600円~
・バイタルEXマイクロリターン:3,000本で138,000円~
・ピンポイントチャージ:6,000本で75,600円~

他にも年会費制のサービスがあるなど、プランやコースが非常に多いです。

アデランスを利用するなら選択肢が多いことから相談必須なので、しっかりと相談をして最適なプランを探してくださいね。

植毛と増毛の大きな違い

植毛と増毛は施術に大きな違いがあります。

植毛は、自分の毛を移植するか人口毛を植え付けることになるため、頭皮に傷が付くというのが大きなポイントです。

増毛は、頭皮に直接的なアプローチをすることなく髪の毛に対して髪の毛を付けていくので頭皮に傷が付きません。

もちろん、植毛で頭皮に傷が付いても治りますが、気軽なのは増毛ですね。

自毛植毛とは?

自毛植毛とは
さて、続いて自毛植毛の詳細を見ていきましょう。

自毛植毛は大きく分けて2つの種類があります。

・自毛植毛:自分の毛を使う
・人口植毛:人口毛を使う

この違いは明確に覚えておくことが大切です。

自毛植毛

今の時代における植毛というのは、その大半が自毛による植毛を指します。植毛はサービスを提供しているところで施術を受けることになりますが、人口植毛を行っているクリニックは非常に少ない現状です。アメリカでは人口植毛は禁止されているようであり、世界的に見ても人口植毛が可能な国は少ないのかもしれません。

自毛植毛については紀尾井町クリニックから紹介していきます。

まず、自毛植毛には以下のように様々な施術があります。

・FUT(毛包単位植毛):毛包単位で移植をする
・FUE(くり抜きグラフト採取):小範囲の移植に最適、昔から行われている技術
・セーフシステム法:FUEの進化技術、日本では紀尾井町グループが初めて導入した
・ニードル植毛:韓国発の技術で日本でも需要が高いが、熟練された技術が必要
・パンチグラフト植毛:1960年代以降に普及したが、今ではデメリットの多さから需要が激減
・機械式植毛:機会による植毛はクオリティに難点があるとされている
・人口毛植毛:免疫や深堀りなど自毛よりもデメリットが多いとされている

紀尾井町クリニックの自毛植毛の料金は以下が目安となります。

・FUT:1.0cm2で270,000円
・FUE:100株で290,000円

また、薄毛のタイプ別目安は以下となります。

・M字ハゲ:30~35cm2で約650,000円
・M字ハゲ:35~40cm2で約850,000円

面積が広くなるほど料金が高くなります。

cm2(センチ平方メートル)というのは縦横1cmの平方を意味するので、頭皮の横幅を20cmで考えるとFUT法で約1,000,000円ほどかかりそうです。

人工植毛

日本で人口植毛といえば、「株式会社ニドー」が有名です。

・社名:株式会社ニドー
・設立:1971年
・創業者:理学博士 山田史郎氏
・特許:国内特許12件、国内実用新案7件、海外特許99件

株式会社ニドーは、人口植毛を以下のように説明しています。

見た目はそっくり、まるで自分の髪のような自然な仕上がり。人にまったく気づかれません。

「人工の毛」といっても、人形の毛とはまったく違います。見た目には自毛とほとんど変わりません。ニドー人工毛には自然毛にあるキューティクル様の加工、すなわち「艶消し加工」がされており、自然毛と同様の風合いを醸し出しています。その自然感は「理容師も自毛と間違える」ほどです!薄毛や薄毛の範囲が広い場合でもニドー人工毛なら安心です。なぜなら、欲しい部分に欲しいだけの本数を植えることができるからです。

引用元:http://nidohq.com/index/merit.html

また、植毛や増毛など薄毛対策の方法に関する長所をまとめた表が公開されています。

ニドー引用元:Nido

これは人工植毛ニドー式が最強ということを表現するためのものではなく、各方法についてもメリットの説明がなされているので、ぜひ公式サイトをご覧頂ければと思います。

また、人口植毛のメリットは以下の4つにまとめられて紹介されています。

・本物にそっくりな植毛が可能
・自由自在に植毛が可能
・短期で薄毛の悩みを解決できる
・髪の毛が確実に増える

人口植毛が自毛植毛よりも優れている点は、やはり確実性でしょう。人口の毛を植えるのですから、確実に毛が増えます。

ただし、施術によって植毛するため、感染症など何かしらの悪影響が見られた場合は植毛した毛をすべて除去して治療に専念しなければなりません。

また、上記の表では育毛剤や内服液などについて完成度などの項目がありますが、これは基本的に薄毛の原因によります。

例えば、円形脱毛症で抜け毛になった時は人工植毛よりもステロイド治療を試す方が良いです。自然に治せる可能性があるのに、あえて植毛する必要がありませんね。

この表の使い方は、今の時点で抜け毛やハゲの悩みを解決する術がない時に参考になるため、ここは正確に情報を抑えておいてください。

ニドー式のお値段は以下が目安となります。

・500本で130,000円
・1,000本で260,000円
・1,500本で390,000円
・2,000本で520,000円

自毛と人工はどちらが良い?

自毛植毛と人工植毛は迷うところですが、根本的に移植するために採取できるドナーがあるかどうかで変わります。

例えば、頭皮全体がツルツルの場合は移植するためのドナーを採取できないので、自然と人工植毛が選択肢となりそうです。

それこそ株式会社ニドーが公開している長短表が便利であり、本当にどちらもメリットとデメリットがあることからベストな選択は人によるでしょう。

一般的には感染症などの意味合いから人工植毛は避けるべきと言われますが、その辺りは相談しながら決めていくしかありませんね。

今回は紀尾井町クリニックとニドーから情報を紹介していますが専門者の立場でも見解が異なるので、法的にOKという現状を考えると薄毛の状況やコストなどをベースにメリットとデメリットを細部まで比較して答えを出すしかないと思います。

植毛の施術内容

植毛の施術は「カウンセリング」→「検査」→「施術」という流れで進み、自毛の場合はドナー採取の施術があります。

ドナーというのは移植するための髪の毛のことであり、人工の場合はこの施術がありません。

施術に向けて大切なことは、とにかくカウンセリングです。

ここで植毛に関する殆どの説明がなされるため、疑問をすべて晴らしておく必要があります。

紀尾井町クリニックもニドーも無料カウンセリングを行っているので、まずは相談することから始めてみてください。

植毛はやるべき?

植毛の値段
植毛は自毛でも人工でも最大のネックはコストです。

人によっては今の相場の10分の1になっても迷うと思います。

もちろん、薄毛に悩んでいる方にとって髪の毛は喉から手が出るほど欲しいものであることは間違いありませんが、無理をして施術を受けるべきかというと、そうでもないという考え方もありますね。

植毛をした後のメンテナンス費用、あるいはAGAや加齢によってハゲる範囲が広がることを想定すると、何百万円という予算が必要です。

人生には住宅のように一生の買い物と表現できるものがいくつかありますが、植毛も同じような表現を使えます。

「ハゲ=死」ではない

まず、ハゲというのは珍しい症状ではなく、自己免疫疾患など特殊な脱毛症を除けば頭がハゲることは自然の摂理です。

美容業界では、年齢によるシワやたるみを解消するなど様々なサービスがありますが、基本的に考え方は同じですね。

また、美容に力を入れるなら年齢が若いときに行う方が、その後の人生が長いのでコスパが良くなります。

さらに希望通りに美容が向上された場合、それによって何を得ることができるのかも考えてみるのが良いかもしれませんね。

「髪がフサフサになってイケてるね!」と褒められると思いますが、その延長には自分自信の前向きなスタンスがあり、そのスタンスは必ずしも髪によって決まるわけではないと考えることもできます。

この辺りは本当に人によって考え方が全く違うので、自分なりに対価に見合ったものを手に入れられるかどうかを考えてみてくださいね。

理屈では説明できないボウズ最強説がある

頭がハゲている人を見て「ダサいな~」とか「キモイな~」と思う人はいないでしょう。

頭全体が薄毛になるとボウズにする人が多いですが、ボウズには「ボウズ・毛根があるので頭皮の色がある」と「スキンヘッド・ハゲから毛根がないのでツルツル」の2つがあります。

そもそもスキンヘッドという言葉が存在している時点で、昔からハゲというのはお馴染みのビジュアルなんですね。

最近はミュージシャンや俳優など有名人がボウズにすることも多いので、一般的にもボウズスタイルが流行りでもあります。

つまり、「髪がフサフサ=印象が良い」とは限らないので、ここも自己解決しておく必要があります。

女性の場合はボウズスタイルが難しいことからウィッグという選択があります。

しかも、嬉しいことにウィッグはファッションとして使うことが定着していますね。

「ハリウッド俳優を見よ!」

ハゲや薄毛でもキマっているハリウッド俳優は「ハゲ・薄毛でもカッコよくキマっている、ハリウッド俳優20選! 」を読んでみよう。

まとめ

今回は植毛に関する内容を紹介しましたが、基本的に生活習慣を改善したり育毛剤を使うなど、あらゆる方法を試してもダメだった場合の最終手段となります。

ここがとても重要であり、他の手段を試していない場合は先に他を試してみましょう。

その方がコストが安く、しかも自然に毛を生やすことができるなら最高の結果となります。