薄毛やハゲは早い人だと高校生から症状が見られますし、大学生も叱りです。
今回は明日からできる対処方法を紹介していくので、「まだ大学生なのに薄毛かよ・・・」と悩んでいる方は参考にしてくださいね。
薄毛の種類と原因を知っておこう
大学生の薄毛は高校生と同じで若ハゲと呼ばれることが多いですが、その原因は本当に様々です。
・男性AGA:ホルモンによるハゲ
・円形脱毛症:ストレスなどによって起こるハゲ
・脂漏性脱毛症:過剰な皮脂分泌によって起こるハゲ
・ひこう性脱毛症:フケによって起こるハゲ
・加齢:老化現象によってすべての人間に起こるハゲ
他にも○○脱毛症というのは色々とありますが、基本的に生活習慣の影響から薄毛に繋がるケースが多いです。
上記の中ではAGA以外はすべて生活習慣と大きな関りがあり、大学生でAGAによってハゲるのは珍しいです。
AGAとは?
AGAというのは男性型脱毛症と呼ばれ、男性ホルモンの変化によって額や頭頂がハゲる脱毛症です。
年齢を重ねるに連れて男性ホルモンの分泌量も変化するため、高齢になった場合はAGAと年齢によるハゲは区別がありません。
大学生でAGAを発症する可能性はゼロではなく、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと結合してジヒドロテストステロンを生成するメカニズムが作用してしまうと、大学生でもAGAは起こり得ます。
AGAだけは生活習慣の改善で治すことが難しく、男性ホルモンを抑制できる治療薬や育毛剤を使用していくのが好ましいです。
専門クリニックで治療薬を処方してもらうのは気が重いと感じる人も多いと思うので、手始めに育毛剤から始めてみるのが良いです。
AGAによるハゲは以下のポイントから選びましょう。
・5αリダクターゼを抑制
・ジヒドロテストステロンを抑制
育毛剤によっては男性ホルモンを抑制できるタイプがあります。
同じホルモン抑制という効果がある治療薬と比較した場合、育毛剤は副作用がないため気軽にハゲの改善をはかっていけることがメリットです。
円形脱毛症とは?
AGAと同時に覚えておきたいのが円形脱毛症です。
これは日頃のストレスによって発症することが多く、身近な脱毛症でもあります。
円形脱毛症に恐怖を感じる大学生の方は少ないと思いますが、重度になると頭皮全体がハゲてしまうことがあります。
・ストレス
・自己免疫疾患
・アトピー素因
・ホルモン
・遺伝
重度に至る原因は自己免疫疾患だとされており、どうしてそうなるのか原因が完全に解明されていません。
しかし、コインサイズの初期症状については規則正しい健やかな生活習慣を心がけることで回避できるので、その点を意識しておいてください。
その他の脱毛症は生活習慣を改善して予防する
その他、脂漏性脱毛症など様々なハゲについては生活習慣から予防していきましょう。
・栄養バランス
・運動不足
・睡眠不足
・タバコやお酒
・頭皮ケア
遺伝や自己免疫疾患など特殊な原因を除外すると、殆どの脱毛症は上記のような理由から発症します。
例えば、ひこう性脱毛症は主にフケによって起こる脱毛症とされており、根本的に頭皮ケアに力を入れると予防することができます。
・フケ
・皮脂
・汚れ
・動脈硬化
・栄養不足
体に悪影響な生活を送ると上記のような原因から抜け毛が増えることが多くなり、これを一言でいうとヘアサイクルの乱れです。
髪の毛というのはヘアサイクルがあって動脈硬化や過剰な皮脂分泌など、何かしらの原因でヘアサイクルが乱れてしまいます。
ヘアサイクルが乱れると髪の成長期が短くなり退行期や休止期への移行が早くなります。
それによって頭皮が薄毛になってしまうことから、生活習慣を改善して頭皮環境を良くすれば大抵の薄毛は回避できます。
本当に生活習慣を改善するだけで大丈夫?
生活習慣の改善だけで大丈夫かどうかは、抜け毛の進行具合や症状によります。
例えば、円形脱毛症を発症した時は放置しても治るケースが多いですが、重度になると急速に頭皮全体の髪が抜けてしまいます。
どんな脱毛症でも深刻な症状になると目に見えるレベルで異常が分かるので、その場合は必ずクリニックへ行きましょう。
・病院の皮膚科
・専門クリニック
アトピー素因など皮膚に異常が見れるケースもあるので、明らかに症状がおかしい場合は医師に診てもらう方が良いです。
そのケースを除けば、日頃の生活を改善しながらシャンプーにこだわったり育毛剤を使用することで抜け毛を予防することができます。
大学生でも育毛剤は使うべき?
大学生にとって育毛剤は「おっさんのアイテム・・・」というイメージが強いと思いますが、基本的に育毛剤に年齢制限はありません。
クリニックで処方される治療薬については成人以上でAGAにだけ効果があるなど、用法が決まっているものが多いです。
市販されている育毛剤は医薬部外品であっても大学生も対象であり、抜け毛を予防したり軽度な脱毛症に対しては効果に期待を持てます。
育毛剤を購入する場合に気を付けておきたいのが、発毛剤としてリリースされているリアップシリーズです。
リアップシリーズというのは大正製薬がリリースしている製品ですが、ミノキシジルという成分が入っていることが特徴です。
ミノキシジルは血管を広げて血流を改善できる作用があるため、薄毛に対して高い効果が見込めます。
しかし、精力衰退や低血圧などいくつかの副作用があるため、気軽に使用できる育毛剤とは区別して覚えておきたいアイテムです。
生活習慣の改善は何から始める?
さて、毎日の大学生活で心がけておきたいポイントは以下です。
・食事に気を遣う
・適度に運動する
・早寝を意識する
・頭皮ケアにこだわる
それぞれを具体的に見ていきましょう。
食べ物から育毛促進!
食事に関しては、栄養バランスを整えて健康的な体を作ることが大事です。
その次に髪の成長に欠かせない栄養を摂取することで、健やかなヘアサイクルを維持することができます。
・アミノ酸
・タンパク質
・亜鉛
・ビタミン
・イソフラボン
髪の毛の殆どはタンパク質が占めているように、食事で必要な栄養を摂取することは根本的に欠かせないポイントです。
また、大学生活はサークルの飲み会やコンパなど、栄養が偏りやすい傾向があります。
好きなものだけを食べるのではなく、積極的にいろんな栄養を摂取する意識を持ちたいところですね。
大学生の間に運動する習慣を身に着けたい!
社会人になると仕事の関係から運動する機会が極端に減ります。
頑張って時間を作れば良い話ですが、これがなかなか難しいんですね。
大学生活は通学で歩くことも多いため、極度に運動不足になることはそうそうありません。
しかし、将来を見据えて今の間に運動する習慣を身に着けておくと、生活習慣病の予防など様々な意味合いから必ずメリットになります。
運動習慣というのは、毎日の生活リズムに取り入れることができる継続的な運動が好ましいです。
・ウォーキング
・ランニング
・筋トレ
テニスやサッカーなどがっつりとした運動は継続させるのが難しいので、マイペースで継続できる手軽なソロスポーツがオススメです。
ちなみに運動したからと言ってハゲが治るわけではありませんが、逆の考え方で肥満になると血行不良からハゲるリスクが高くなるので注意しておきましょう。
寝不足を続けるのは避けたい!
大学生は社会人よりも忙しいと言っても過言ではありません。
車の免許を取って行動範囲が広がったり、新しい友人がたくさんできるなど、勉強とプライベートの両方で忙しいですね。
そんな忙しい毎日では就寝が遅くなることも多いでしょう。
睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌量が減るなど、様々な悪影響があります。
寝る子は育つという言葉のとおりなので、早く寝れるときは勿体ぶらずに寝ましょう。
また、睡眠不足は不規則な食事やストレスなど、他の要因を誘発する原因でもあります。
そもそも頭皮ケアにこだわりたい!
頭皮が乾燥するとフケが出やすくなります。
また、洗髪を適当にするとシャンプーやワックスが頭皮に残ってしまい、それによって髪の成長が阻害されてしまうことがあります。
特に大学生はオシャレに敏感でワックスを使用することが多いと思いますが、しっかりとワックスを落とすことを心がけておきたいところです。
丁寧に頭を洗うことはマッサージという意味を含めて好環境を生み出せるため、日々の洗髪への意識を変えてみましょう。
頭皮のダメージが気になる方は天然由来の製品からダメージを軽減するのも効果的です。
ハゲの前兆をチェックしてみよう!
薄毛やハゲは前兆から対策を立てることができます。
以下の記事では、日頃の生活で良くある前兆がまとめられているので、自分の薄毛やハゲをチェックしてみてください。
まとめ
今回は大学生を対象に明日からできる対策方法を紹介しましたが、これを機に毎日の生活を見直してみてください。
また、生活改善と育毛剤の合わせ技は効果が高いので、抜け毛を予防したい方は市販されている育毛剤を検討してみるのもオススメです。