フェナステリドがAGAクリニックで使用される5つの理由

フィナステリド
多くのAGAクリニックでは、治療薬としてフィナステリドが取り扱われています。

今回はフィナステリドがどうしてAGAクリニックで使用されているのかを解説していきます。

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フィナステリドはAGA治療薬である

AGA治療薬は色々とありますが、プロペシアをご存知の方は多いと思います。

プロペシアはAGA治療薬として非常に有名であり、フィナステリドはプロペシアの主成分です。

プロペシア以外にも「フィナステリド」として、サワイやファイザーなど様々な会社からリリースされていますが、フィナステリドを主成分とするAGA治療薬は処方箋医薬品となっています。

フィナステリドがAGAクリニックで使用される理由は「処方箋医薬品」という点が答えであり、基本的に個人輸入は避けておきたいところです。

・AGA治療薬
・処方箋医薬品
・5αリダクターゼ2型阻害薬
・発毛作用
・世界初のAGA治療薬

上記の5つの理由を細かく見ていきましょう。

理由その①・AGA治療薬

フィナステリドは「AGA治療薬」として認められています。

AGAの対処法として育毛剤や発毛剤を使うという手もありますが、効果効能としては医薬分類からもAGAに対してはフィナステリドの方が期待値が圧倒的に高いです。

しかし、フィナステリドは副作用があるので、その点を考慮した場合に副作用がない育毛剤や発毛剤を使う方がメリットが高いと考える人も多いです。

そもそもAGAというのはジヒドロテストステロンが原因とされているため、育毛剤や発毛剤を選ぶ場合は5αリダクターゼを抑制できる成分が含まれているアイテムを選ばなければなりません。

代表的なのはチャップアップですが、すべての育毛剤や発毛剤を含めてフィナステリドよりも優れたホルモン抑制効果がある製品はきっとありません。

ジヒドロテストステロンが強く作用する方ほど、副作用を背負ってでもフィナステリドを服用する方が原因を抑制してAGAの進行を遅延させられる可能性は高いと思います。

AGAを遅延させることができると、そこからは育毛剤や発毛剤の成分によってヘアサイクルを促進させるのは大いに効果的です。

「チャップアップ」

ホルモン抑制効果もあるチャップアップは「チャップアップは効果があるの?【成分・口コミ・副作用・値段・特徴から解説してみた】」を読んでみよう。

理由その②・処方箋医薬品

フィナステリドは「処方箋医薬品」です。

処方箋医薬品というのは、医師の処方によって使用できる医療区分の薬を言います。

医療区分は医療用医薬品と一般用医薬品に大別され、育毛剤や発毛剤の殆どは一般用医薬品の医薬部外品や化粧品です。

医療用医薬品だけでもいくつかの規制区分がありますが、処方箋医薬品はとても厳しい区分であり、とにかく医師の処方が必要となります。

現状、フィナステリドはAGAクリニックか通販サイトで入手することになりますが、使用上の注意を考慮すると血圧測定を含めてクリニックで処方してもらう方が良いでしょう。

そもそも、薄毛の原因がジヒドロテストステロンではない場合、個人輸入でフィナステリドを購入使用しても効果を得ることができず、副作用だけを背負うことになります。

フィナステリドは5αリダクターゼを阻害する治療薬なので、それ以外の原因で薄毛が進行している場合は使用しても意味がありません。

例えば、毎日の仕事で過度なストレスを感じている場合、前頭部や頭頂部に抜け毛が見られることがあります。ストレスが原因の薄毛は円形脱毛症の可能性が高く、円形脱毛症に対してフィナステリドは効果がありません。

円形脱毛症はステロイド治療が推薦されており、薄毛の対策は原因を調べて治療方法を選択することが欠かせません。

「円形脱毛症のステロイド治療」

円形脱毛症の治療方法は「円形脱毛症にステロイドが効果的って本当?検証してみた 」を読んでみよう。

理由その③・5αリダクターゼ2型阻害薬

フィナステリドは「5αリダクターゼ2型阻害薬」です。

ジヒドロテストステロンは5αリダクターゼという酵素によって生成され、5αリダクターゼは1型と2型があります。

・1型:側頭部と後頭部の皮脂腺に多く、ジヒドロテストステロンへの影響は30%~40%
・2型:前頭部と頭頂部の毛乳頭に多く、ジヒドロテストステロンへの影響は60%~70%

AGAはハミルトンノーウッド分類で「前頭部・M字ハゲ」・「前頭部・O字ハゲ」・「頭頂部・つむじハゲ」の3分類があることが分かっていますが、AGAで側頭部や後頭部がハゲない理由は5αリダクターゼ1型の作用が弱いからです。

5αリダクターゼ2型は前頭部や頭頂部に分布されており、ジヒドロテストステロン生成の影響が強いです。それを選択して阻害できるフィナステリドはAGAに対して滅法強い薬というわけです。

「後頭部や側頭部はなぜハゲない?」

AGAで後頭部や側頭部がハゲない理由は「後頭部・側頭部はなぜハゲないのか、解説してみました」を読んでみよう。

理由その④・発毛作用

フィナステリドはAGAを遅延させる薬ですが、その延長に「発毛作用」もあるとされています。

フィナステリドの薬効薬理では、男性型脱毛症モデル動物のベニガオザルに対してフィナステリドを投与すると、ジヒドロテストステロンを抑制して発毛作用が示されたという報告があります。

この情報については「NCBI」で文献を確認することができるので、気になる方は翻訳して閲覧してみてください。

簡単に説明すると、AGAの原因であるジヒドロテストステロンを抑制することができると、抜け毛が進行する原因はなくなります。その状態を維持することでヘアサイクルが正常化され、これがフィナステリドの発毛作用です。

一般的にもAGA治療薬と育毛剤をセットで使用するのは効果的だと言われますが、ジヒドロテストステロンを抑制した状態からの発育毛促進はヘアサイクルの正常化を早めやすいと考えらえます。

また、育毛剤や発毛剤の使用だけではなく、食生活など生活習慣を改善することも同様に効果的でしょう。

「食べ物で育毛促進」

髪に関する栄養素は「食べ物から育毛促進!効果のある食事・栄養素を解説 」を読んでみよう。

理由その⑤・世界初のAGA治療薬

フィナステリドは「世界初のAGA治療薬」です。

1997年にアメリカで誕生して、日本では2005年に厚生労働省から認可されています。

元々、前立腺肥大の治療薬として開発されていましたが、のちにAGAに対して効果があることが判明して製品化されたという面白い歴史があります。

また、フィナステリドが製品化された後にデュタステリドという似たような名前の治療薬も普及しており、日本では新薬としてデュタステリドを主成分とするザガーロが注目されています。

デュタステリドもフィナステリドと同様に5αリダクターゼを抑制してAGAを遅延させることができますが、フィナステリドは2型を選択作用することに対してデュタステリドは1型と2型に作用するとされています。

どちらも処方箋医薬品なので、AGAクリニックで医師に相談をしながら適切な治療薬を処方してもらいましょう。

「デュタステリド」

デュタステリドについては「AGAの新薬ザガーロとは?効果や口コミ、副作用など解説 」を読んでみよう。

フィナステリドの基本情報と注意点

フィナステリドの注意点

さて、フィナステリドがAGAクリニックで使用される理由は処方箋医薬品であり、副作用を踏まえて扱いが難しいからです。

一般的にフィナステリドは医療区分が厳しい薬であるという認識を持っている方は少ないかもしれませんが、この点は正しく知識を身に着けておきましょう。

・男性型脱毛症だけに効果がある
・女性に効果はない
・1日0.2mgを上限、あるいは医師の処方から1.0mgを上限とする
・3ヶ月~6ヶ月の継続が目安
・肝機能障害の方は慎重に使用すること
・妊婦は使用しないこと

夫がフィナステリドを服用していて妊娠している妻も試してみる、あるいは肝機能障害のある方が個人輸入で購入使用するなど、安易な扱いによって大きなリスクが伴うこともあります。

個人輸入を検討しているなら

副作用のリスクなどがあるとしても、一般的にフィナステリドを個人輸入で調達する方は意外と多いのかもしれません。やはり、薄毛の悩みでクリニックへ行くのは心理的に通院しずらい部分もあり、それを考えると通販サイトで購入する方が便利ですね。

もし、個人輸入でフィナステリドを購入しようと思っているなら、最初の1回目だけでも良いのでクリニックで処方してもらいましょう。その後、処方された薬と同様のタイプを個人輸入で調達するなら、一応は医師の診断も受けているのでリスクは軽減されます。

また、医師の診断を受けておきたい理由として副作用に関する説明もあります。

フィナステリドの主な副作用はリピドー衰退であり、他にはうつ症状やめまいなども少なからずあるとされています。リピドー衰退は臨床でも症状が見られたケースが多く、勃起機能不全や精子量減少などいわゆるED系の副作用が著しいようです。

この対策としてED治療薬という選択肢があるわけですが、この扱いについてもバイアグラ等は処方箋医薬品なので、フィナステリドと併用しても問題ないかどうかなど、医師の元で説明を受けながら使用していくのが好ましいです。

EDに関しては心因性や器質性など、様々な原因があります。たまたまフィナステリドの服用とタイミングが被っただけであり、実はストレスによる心因性EDというケースもあるので、フィナステリドを服用している状態におけるEDというのは必ずしも副作用だとは限りません。

以下の記事では、フィナステリドについて詳しく情報を調べることができます。

AGAへ行くかどうかで迷っている方は、一度読んでみてはいかがでしょうか。

「フィナステリド」

フィナステリドについては「フェナステルドはハゲ・薄毛に効果的か【成分を攻略しよう】」を読んでみよう。

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